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(略称:竹筬研究会)
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染織αのCMタウンで竹筬の情報をお知らせしたのが2002年1月号、前年の11月に日本竹筬工業の豊田亨さんへ連絡を取った時には会社の解散手続き中。京都に残っていた唯一の竹筬店、北岡さんよりもう竹筬はできないと連絡を受け、調べ出したのが2001年の中ごろでした。京都の機料店へ連絡を取った結果は竹筬はもうできなくなり、金筬ではという返事で、仕込先、またはその先の竹筬職人たちの会社、日本竹筬工業は業界の世界からは知ることはできませんでした。豊田さんを知り得たのは愛媛県の染織家・野本さんから、また竹筬の修理と再生をお願いできる筬職人・伊勢崎の平井さんは徳島県の染織家・浜垣さんよりの情報です。京都の北岡さんの竹筬もよく調べてみると、豊田さんお竹筬羽、鹿児島の筬屋さんも筬羽はやはり豊田さんと、すべて岐阜の日本竹筬工業にたどり着きます。竹筬屋さんといっても竹筬羽を仕入れ、竹筬に組み立てる職人さんのお店や、その職人さんより竹筬を仕入れる機料品店だったという具合で、豊田陸夫さんや森助一さんのような筬羽職人さんまではなかなかたどり着けないシステムの世界でした。京都では唯一だった北岡さんの竹筬を支えていたのが、京都の織物業界ではなく、全国の染織家の方たちだったということを考えますと、これからは逆に業界にも情報発信して竹筬の復興を支えていかないといけない時代になったと考えております。竹筬研究会では、京都の角浦さんと東京の石川さんという研修を希望される方がさらに2名おられ、どちらも奥様が染織をされているご主人です。研修をいただいている農家でもある豊田陸雄さんの稲の作業が終わる11月20日以降にまた、次回の研修が始まる予定です。またにぎやかな研修になると思います。研修風景のビデオができましたので、ご希望の方にお貸しいたします。下村ねん糸までご連絡ください。また、研修会のメンバーである田口理恵さんが今月号で「岐阜・祖父江の竹筬」を執筆されておりますので、是非ご覧ください。(10月21日記)


『月刊染織α』(染織と生活社)2003年12月号#273掲載 p.4
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竹筬研究会広報担当:今村(鳥居)
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