(略称:竹筬研究会)
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ■ 日本竹筬保存研究会(通称:竹筬研究会) 文化庁の近藤都代子さんのアドバイスもあり、7月に日本竹筬保存研究会、もう一度、竹筬を復興するための会をつくりました。今、竹筬羽の最後の生産地だった岐阜県穂積町(現:瑞穂市)祖父江に出向き、職人さん豊田陸雄さんより、竹割り→荒引き→幅取り→2バン引き技術を習得すべく、約10日に1日の割合で実技を伝承していただいています。その先の筬羽の仕上げ工程は唯一の職人さん森助一さんが昨年10月に亡くなられ、独自に修得しなくてはならない困難は多くあるのですが、知多木綿の関さん、高山さん、山口さんの女性達、そしてその方達のために竹製糸車を作られている同じ知多の平野さん、岡崎市の合原さん、金沢市の長谷川さんと竹筬を復興してみたいという思いの方達とアジアの主に染織の道具を研究されている研究者の方達との合流で竹筬研究会は動きはじめました。来年度からは文化庁で選定保存技術として認定される可能性のある会の活動なのですが、職人さんの年令をカンガエ、お互い少しでも早くが良いという事で、今のところ自前での活動なのですが動いております。復興に向けて何よりも一番大切な事は、竹筬羽作りの技術と伝承を受け継いでみたい、竹筬を作ってみたいという平野さんをはじめとする人達の思いと行動力、そして技術の研鑽です。これからも会として意欲のある方の参加を望んでおりますし、竹筬に関する情報も、よろしくお願いいたします。「竹筬」という小冊子のコピーと昭和59年(1984年)製作の「技術の素顔・竹筬」のビデオをお送りします。下村ねん糸までご連絡ください。 『月刊染織α』(染織と生活社)2003年10月号#271掲載 p.5 PR |
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