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(略称:竹筬研究会)
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羽切り工程:今は長尺の青丸竹を切り出してもらい、会で節落しして、16mm幅に割り、竹剥ぎした竹ベラを湯炊きして乾燥が会の作業に加わりました。その竹を二つ割りにして、最初の銑引き、荒引きし、幅取り、二番目が一番重要な二番引き、三番目の皮取り、四番目の上引きで厚みが決定、「千三」以上の薄羽は仕上げ引きもあります。銑引きや幅取りは最初6分を削り取り、反して残り4分を取ります。1回の工程は2度の羽を通す作業で、上引きまでに10回(仕上げ引きは12回)の刃物を通します。これだけの作業工程を経た長い状態の薄い羽竹を羽揃えして、重ねて筬の外天地(8cmや9cm)+2mmの長さに切断するのが羽切りで、用具が羽切り台です。押切りの原理で重ねた羽竹を必要な外天地の長さに切るのですが、刃物は銑引きに使用後の刀のように細くなった刃を利用、刃はか片刃で研ぎで少しだけ両刃的にしていますが、羽切りで切断面が逃げることを見越して羽切り台は制作してあります。左手で羽竹の束を保持し、右手の指で押さえての切断で、大変技術と経験のいる作業です。職人さんの半分の枚数を切ることも、会員にとって大変で、この羽切り切断が上手にできなければ、羽割れの原因になり、天地の不揃えになり、筬羽が不良になり、今までの作業が無になります。

 今、人に渡せる試作竹筬の羽竹の切断は西尾さんにお願いしていますが、この技術の伝承と次の後継者の育成の必要性を感じます。10月の研修でこの「羽切り」を西尾さんに講習いただき、会員が挑戦致しましたが、非常に大変で難しい作業でした。会の今年度の目標は、会員の筬羽引きの技術向上と提供竹筬の筬羽制作ですが、その次の羽切り工程もクリアーすべき重要な技術で、その技術を教授できる日本竹筬工業の職人さんは0です。羽切り技術の習得も会の次の課題で機械化はその一つの方法で試作を始めていますし、幅取りの機械化は岐阜の和傘職人、中村さんに相談を掛けています。



(2018.10.21 下村輝 記)


第6回「染織の素材+漆+竹筬展」
12月5日(水)〜11日(火)
11:00〜19:00
ぎゃらりい西利
075-525-7111
京都市東山区四条通祇園町南側
京つけもの西利祇園店4階
https://www.nishiri.co.jp/news/gallery/








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【 第15回 試作竹筬と織布帛展 】




・開催日:2018年11月21日(水)〜25日(日)

・時間 :09:30〜17:00(25日は15時まで)

・場所 :シルクセンターB1 催事場
     http://www.silkcenter-kbkk.jp/museum/
     231-0023
     横浜市中区山下町1 
     045-641-0841(シルク博物館)

入場無料




・展示内容:会員による筬羽作り実演と解説 10:00〜11:00、13:00〜14:00
      ★筬引き体験(実演時間中)お気軽にご参加ください 
      会員が制作した筬、それらを使って織られた布帛
      ビデオ上映…旧日本竹筬工業(株)の竹筬製造、筬作り研修など





・試作竹筬による織布の出展者(試作竹筬提供者):
     今までに試作竹筬を提供し、試織していただいた皆様その方たちの中で織布を提供していただいた方や、作品をご提供いただいた方の染織品を展示することで竹筬と研究会の現状と未来をお知らせできればと存じます。


   喜如嘉芭蕉布事業協同組合(沖縄県大宜味村)
   宮古織物事業協同組合(宮古上布・宮古島市)
   久米島紬事業協同組合(沖縄県久米島町)
   美ら島財団(復元宮古上布・那覇市)
   那覇伝統織物事業協同組合(那覇市)
   石垣市織物事業協同組合(八重山上布・沖縄県石垣市)
   新垣幸子(八重山上布・沖縄県石垣市)
   慶田盛英子(沖縄県竹富町小浜島)
   大盛キヨ(沖縄県竹富町小浜島)
   花城キミ(沖縄県竹富町小浜島)
   宮古上布工房:愛風:洲鎌ツル(宮古島市)
   神樹工房:神里佐千子(宮古上布・宮古島市)
   紅路工房:石垣昭子(沖縄県竹富町西表島)
   大城廣四郎織物工場:大城一夫(琉球絣・沖縄県南風原町)
   たわた工房:多和田淑子(首里織・那覇市)
   上原美智子(絹織物・沖縄県南風原町)
   沖縄県立首里高等学校・染織デザイン科(那覇市)
   松枝哲哉・小夜子工房(久留米絣・久留米市)
   森山絣工房:森山哲浩(久留米絣・福岡県広川町)
   山藍:山村省二(久留米絣・福岡県広川町・絵台筬)
   おぢや縮工房しみず:清水勇次(新潟県小千谷市)
   丹波布伝承館(兵庫県丹波市)
   ゆうづる会(松阪木綿・三重県松阪市)
   広瀬絣工房:永田佳子(島根県安来市)
   工房ゆみはま:田中博文(鳥取県境港市)
   綴織技術保存会・奏絲綴苑:平野喜久夫(京都市西陣)
   木谷萌子(綴織り・大阪府島本町)
   岩間利夫(藤織り・京都市西陣)
   唐仁原ますみ(川越唐桟・さいたま市)
   山田春子(川越唐桟・埼玉県川越市)
   手織りの仲間さくら:岩井豊子(千葉県佐倉市)
   神吉さちこ(真田織り・兵庫県芦屋市)
   小峰和子(木綿織物・埼玉県狭山市)
   土川千賀(愛知県一宮市)
   鈴木良子(木綿織物・愛知県一宮市)
   佐野節子(美濃縞木綿・岐阜県羽島市)
   荻野光代(尾張木綿伝承会・愛知県日進市)
   都機工房:志村ふくみ・志村洋子(京都府)
   佐々木苑子(絵絣紬・東京都・絵台筬)
   甲木工房:甲木恵都子(絹織物・福岡県那珂川町)
   宗広尚子(あしがら紬・神奈川県南足柄市)
   宗廣佳子(絹織物・長野県東御市)
   遊生染織工房:都築則子(小倉織・北九州市)
   大和恵子(小倉織・北九州市)
   博多織技能開発養成学校(福岡市)
   大髙美由紀(絹織物・神奈川県南足柄市)
   間瀬邦子(絹織物・愛知県豊田市)
   手織り工房・和:磯緋佐子(絹織物・名古屋市)
   小林佐智子(木綿織物・愛知県武豊町)
   原千絵(絹織物・岐阜県郡上市)
   小島秀子(絹織物・千葉県松戸市)
   小熊素子(絹織物・東京都)
   マイテ タンギー他(フランス) 
   浅沼米子(黄八丈・東京都八丈島)
   志賀松和子(絹織物・京都府和束町)
   蕪の森スタジオ:眞木香(絹織物・山梨県北杜市)
   光佳染織:横内佳代子(絹織物・長野県松本市)
   森實美千子(絹織物・室蘭市)
   小谷るみ(別府市)
   佐伯恵(東京都)
   後藤順子(苧麻織物・大阪府茨木市)
   小室正子(木綿織物・水戸市)
   繁藤道子(茨城県小美玉市)
   石塚美枝子(さいたま市)
   早﨑裕子(岐阜県神戸町)
   菰田眞理子(愛知県田原市)
   薦田綾子(山梨県北杜市)
   永井泉(長野県松本市)
   森有季野(岐阜県笠松町)
   小山清實(手機場・愛知県蒲郡市)
   大喜美恵子(岐阜県羽島市)
   中村幸子(静岡県湖西市)
   世田谷区立次大夫堀公園 民家園内 機織りグループ
   川崎市立日本民家園 機織りグループ
   
   
  
   



・主催:日本竹筬技術保存研究会(竹筬研究会)
    ※日本竹筬技術保存研究会は平成29年10月に選定保存技術「竹筬製作」の
     保存団体に認定されました

・共催:シルク博物館


・お問い合わせ:090-3868-2157(会長:下村)




会期中、同館にて
・第25回全国染色作品展(10/20〜11/25、09:30〜17:00)
・竹筬研究会会長【下村ねん糸のシルク講座】(11/24土10:00〜、13:00〜★要入館料)
も開催されています













 今年度より、私と第一合成の会員・宮垣さんとで機械化部門を作りました。幅取りと銑引きを唯一機械化された故・豊田義雄さんのお話しや映像より、その必要性を感じてのこと。その機械は日本竹筬工業に声を掛けた時には廃棄されており、経験のない我々が再現するには設計図面や機械製作者さがしと問題は山積みで困難で、義雄さん以外、実現できなかったことで、私達には実現不可能かもしれませんが、真弧(発掘物の実測を形取る道具)用の筬羽を必要とされている第一合成さんや竹筬研究会にとっても、すべてが手作業ではコストと製作枚数、精度で現状では多くの課題があり、機械化の方向は作業の簡素化、簡易化で絶対に必要と思います。

 日本竹筬工業の職人さんの各部門の技術を習得するには10年と話され、たとえ職人の教授があったといえ、竹筬製作に会員が掛ける時間を考えれば3年以上かかる各技術だと思います。義雄さんの機械の精度は1/100、熟練した職人で2/100、機械が熟練工より精度が高い、そこには竹の特性と職人さんの作業方法の限界があります。手作業での幅取りや銑引きでは最初6分を削り取り、次に残り4分を竹を返して削ります。竹は先端が細く、根元の方は太く、その方向で繊維が通っていますので、返して削るときには太い方から細い方へ刃物が繊維にそって内側に入る結果が2/100です。機械はローラーで引き込んだり、突き出し棒で押し出すので、いつも先の細い方から、元の太い方へと方向が一定で刃物が内側に入ることはなく精度は1/100です。機械の調整やセットは手作業の時も同様に必要ですが、機械は同じ動作を行いますので、誰でも少しの経験で作業できることになり、簡素化と簡易化が効率化になり、コスト削減と精度向上になります。

 手作業の技術習得には時間と経験の積み重ねの日々の努力の結果で、良い結果が出て技術が初めて評価されます。機械化は時間と経験があって、加えて機械の技能があっての機械化実現で、困難と失敗の連続だと思いますが、まず銑引きされた筬羽を8cm〜9cmに切断する技術のいる「羽切り」から挑戦いたします。







(2018.08.27 下村輝 記)
















 岡山県の山手、中国山地に選定保存技術「木炭製造」の伝統工芸木炭生産技術保存会の現場があり、保存会の原材料である日本油桐の植林と合わせて竹林整備もできないのかとのお話しがあり、4月末に現地調査、ご案内いただいた3カ所のうち、今回は川竹も1カ所、試験切りして調査いたします。全国の竹林の荒廃が進む中、今回の現場も同様で、整備し良質の竹材を入手するには時間と人手がかかり大変な作業と思います。資料竹材の試験を経て岡山の竹材の結果を出したいと思います。翌日は土佐市の手漉和紙用の簀や簀桁製作の山本忠義さんを訪ね、竹ヒゴ、絹の編糸、銅釘等で意見交換、竹ヒゴでは我々と同様、別府へ調査、絹の編糸は簀編みの途中で糸切れして困ることを話され、その原因を尋ねられ、お返事申し上げました。一番お困りの製造中止の銅釘は資料釘をお預かりして、打出し用の金型を作ってくれる職人さんを探すことになりました。

 我々の竹材と同様、手漉和紙の用具の各部品の入手が困難になり、製作現場の職人さんは本当に困っておられることを実感し、この状況が続くと廃業になります。機械漉和紙の世界もあると思いますが、手漉和紙の世界では代替用品の提供が万一できない場合、大変なことになります。そのために昭和51年手漉和紙用具製作が選定保存技術に選定、全国手漉和紙用具製作技術保存会が認定され活動されておられますが、現場の山本さんたちと保存会の交流が十分でないと思いました。山本さんがJOC編集のDVDで銅釘を探しておられましたが、今までの職人間の部品製造の流通では入手は不可能と思います。編糸も岐阜の方が唯一とお聞きしており、その技術の伝承は私が保存会より依頼された折のことを考慮しての結論は次は0です。竹筬、私のねん糸等の業界の分業間の職人間の部分や部品製造の経済やしがらみの流通革命ができない限り、各部門の職人さんの仕事の継続と次の後継者育成は夢になります。先日、山本さんに銅釘の金型の若い職人の可能性を連絡したところ、今年で廃業のお返事。高知の簀桁職人は0になります。山本忠義さん89歳、出会いが遅すぎました。その技術、道具類、部品、受け継ぐ方がなければすべてごみになります。4月はご年齢を感じず前向きでした。残念であり次に生じる事柄が心配です。





(2018.06.22 下村輝 記)















 29年度から進めていました庶務および会計の役割分担を関さんから、若者の小倉さんに段階的に移行し、1月の名古屋での第14回竹筬展は新たな考えのもと、小倉さんが中心となって連日運営し開催できました。また10月2日付で、当初より要望していました「竹筬製作」の選定保存技術の選定とその保持団体の認定と補助金の増額も承認され、補助金総額980万円という大きな数字は若者の役割に対する支払額の増額に対処でき、会の技術伝承と運営の後継者として育成する具体的な数字で、その主旨に沿って、10月以降は運営しており、将来的には営業面での運営も重要な課題です。


 その第一歩目は各染織産地や織元、染織家の皆様を訪問し、筬状況と使用糸の種類、特徴、太さなどを把握して、竹筬製作と会の運営に生かしていく事が大事です。日本竹筬工業の時代は各染織産地の竹筬屋さん(竹筬を組む人)に竹筬羽を供給する事が仕事で、各染織産地の織物や糸の特徴、太さなどは産地の筬屋さんが把握して竹筬製作をされていましたが、15年前の廃業で竹筬羽の供給が停止し、この竹筬製作販売のシステムも消滅いたしました。竹筬研究会では、今まで各染織産地や染織家の方に試作竹筬という形で試験という意味を含めて竹筬提供をしておりますが、認定後はより一層、織元さんや染織家の方の直接のご意見や状況を把握して、織られている織物に一番適した竹筬を製作できる新しいシステムを作りたいと思います。


 昨年10月には喜如嘉の芭蕉布と世田谷の民家園、2月には丹波布、月末には九州の小倉織・博多織・久留米絣を調査訪問、3月は奄美大島紬の組合と織元訪問が決まっていますし、3月中には沖縄も計画しております。30年度の4月からも、染織産地や織元さんを訪問し、織物や糸の勉強をさせていただくことは竹筬の設計と製作上、重要で大切な事だと思います。





(2018.2.21 下村輝 記)












 29年7月に「竹筬製作」が選定保存技術に選定され、竹筬研究会がその保存団体の認定を受けました。9月には国宝重要文化財等保存整備費補助金が380万円増額され、総額は980万円になりました。今まで会員のボランティアや持ち出し分を計算して折衝した結果、決定いただいたもので、具体的には事務費、年間約70万円、研修会場の使用料や材料、道具機械額の保管施設費130万円、人のために竹筬羽を引く会員の自宅研修費3人で約100万円弱、今までは各染織生産地の筬屋さんが担当していた部門がここ15年で0。今後は当会員が各産地の糸使いや筬の現況を知って竹筬製作するための各産地の調査費50万円、竹筬復活と頒布のためのより一層の試作竹筬製作に約50万円プラスで合計380万円の増額です。

 980万円は大きな仕事ができる金額ではありますが、逆の心配も大きなものになります。補助金980万円はその仕組み上、その年度が終わった(3月末)翌月の4月に入金されます。年度始め(4月)から年度末(翌年3月)の1年間の支払いや運営費は会が立て替えての支払い、980万円の資金をどう手当てするかは大きな問題で、銀行にも相談し、以前は内定通知書が担保で借入れも可能でしたが現在は無理、担保と保証人で借入れは可能でしょうが、誰がの問題と利払いが生じます。月払いや半年の元金均等割賦償還は月々の収入のない現状の会では不可能です。年度が終わり4月に入金があり、それで一括償還できても、同月に新年度の事業が始まり、資金が必要で、また借入れが必要になり、会の自己資金を確保しない限り、利払いがずっと続く事になります。980万円を月2%で計算して、年19万円の利息、年会費5千円38人分になりますし、元金の支払い延滞利子は10%以上で、どれも運営上、会にとって厳しく大きな数字です。

 そんな補助金の矛盾を抱えながら14年間やってきましたが、増額決定の9月からは徐々にではありますが、誰でも運営ができる会、とくに小嶋さんや小倉さんが運営していける体制作りに力を入れております。今までのボランティアや持ち出し分を会の仕事として対価を払い、その中から各自が会の出資金的な資金を蓄積できれば理想ですし、将来的には会自身の営業活動で資金蓄積ができれば、より会の力も付きますが、営業活動は赤字の営業リスクも生じますので、会の今後の大きな課題です。竹筬を製作する事は基本で一番大事な事ですが、それを製作する会をどのような方向で研修し、後継者を育成し、頒布に繋げるか、会の運営が重要になりますし、今回の増額はその部門を充実し、竹筬復活と染織産地への竹筬での貢献を期待されての決定と思っています。



(2017.12.22 下村輝 記)









【 第14回 試作竹筬と織布展 】




・開催日:2018年1月9日(火)〜14日(日)

・時間 :09:30〜18:00(最終日は17:00まで)

・場所 :名古屋市民ギャラリー栄 7階 第3展示室

      名古屋市中区栄4丁目1-8  中区役所朝日生命共同ビル                  052-265-0461          
      ★入場無料



・展示内容:

     会員による筬羽作り実演と解説 10:00〜11:00、13:00〜14:00
     ★筬引き体験(実演時間中)お気軽にご参加ください 
     会員が制作した筬、それらを使って織られた布
     ビデオ上映…旧日本竹筬工業(株)の竹筬製造、筬作り研修など



・試作竹筬による織布の出展者(試作竹筬提供者):

     今までに試作竹筬を提供し、試織していただいた皆様その方たちの中で織布を提供していただいた方や、作品をご提供いただいた方の染織品を展示することで竹筬と研究会の現状と未来をお知らせできればと存じます。なお、今回からは織布や作品が50点以上になると予想され、展示スペース上、会期の途中で展示品の入れ替えがあります事をご了承願います。2017.12.16

   新垣幸子(八重山上布・沖縄県石垣市)
   慶田盛英子(沖縄県竹富町小浜島)
   大盛キヨ(沖縄県竹富町小浜島)
   花城キミ(沖縄県竹富町小浜島)
   宮古上布工房:愛風:洲鎌ツル(宮古島市)
   石垣市織物事業協同組合(八重山上布・沖縄県石垣市)
   たわた工房:多和田淑子(首里織・那覇市)
   後藤順子(苧麻織物・大阪府茨木市)
   神樹工房:神里佐千子(宮古上布・宮古島市)
   上原美智子(絹織物・沖縄県南風原町)
   大城廣四郎織物工場:大城一夫(琉球絣・沖縄県南風原町)
   遊生染織工房:都築則子(小倉織・北九州市)
   甲木工房:甲木恵都子(絹織物・福岡県那珂川町)
   大和恵子(小倉織・北九州市)
   松枝哲哉・小夜子工房(久留米絣・久留米市)
   広瀬絣工房:永田佳子(島根県安来市)
   丹波布伝承館(兵庫県丹波市)
   都機工房:志村ふくみ・志村洋子(京都府)
   原千絵(絹織物・岐阜県郡上市)
   ゆうづる会(松阪木綿・三重県松阪市)
   佐野節子(美濃縞木綿・岐阜県羽島市)
   荻野光代(尾張木綿伝承会・愛知県日進市)
   間瀬邦子(絹織物・愛知県豊田市)
   沖縄県立首里高等学校・染織デザイン科(那覇市)
   工房ゆみはま:田中博文(鳥取県境港市)
   綴織技術保存会・奏絲綴苑:平野喜久夫(京都市西陣)
   手織りの仲間さくら:岩井豊子(千葉県佐倉市)
   岩間利夫(藤織り・京都市西陣)
   土川千賀(愛知県一宮市)
   菰田眞理子(愛知県田原市)
   薦田綾子(山梨県北杜市)
   永井泉(長野県松本市)
   森有季野(岐阜県笠松町)
   佐伯恵(東京都)
   小谷るみ(別府市)
   木谷萌子(綴織り・大阪府島本町)
   佐々木苑子(絵絣紬・東京都・絵台筬)
   山藍:山村省二(久留米絣・福岡県広川町・絵台筬)
   喜如嘉芭蕉布事業協同組合(沖縄県大宜味村)
   那覇伝統織物事業協同組合(那覇市)
   久米島紬事業協同組合(沖縄県久米島町)
   紅路工房:石垣昭子(沖縄県竹富町西表島)
   森山絣工房:森山哲浩(久留米絣・福岡県広川町)
   蕪の森スタジオ:眞木香(絹織物・山梨県北杜市)
   小熊素子(絹織物・東京都)
   小室正子(木綿織物・水戸市)
   マイテ タンギー他(フランス)
   鈴木良子(木綿織物・愛知県一宮市)
   小林佐智子(木綿織物・愛知県武豊町)
   宗廣佳子(絹織物・長野県東御市)
   光佳染織:横内佳代子(絹織物・長野県松本市)
   おぢや縮工房しみず:清水勇次(新潟県小千谷市)
   宗広尚子(あしがら紬・神奈川県南足柄市)
   大髙美由紀(絹織物・神奈川県南足柄市)
   浅沼米子(黄八丈・東京都八丈島)
   山田春子(川越唐桟・埼玉県川越市)
   唐仁原ますみ(川越唐桟・さいたま市)
   手織り工房・和:磯緋佐子(絹織物・名古屋市)
   宮古織物事業協同組合(宮古上布・宮古島市)
   博多織ディベロップメントカレッジ(福岡市)
   美ら島財団(復元宮古上布・那覇市)
   志賀松和子(絹織物・京都府和束町)
   小峰和子(木綿織物・埼玉県狭山市)
   神吉さちこ(真田織り・兵庫県芦屋市)
   小山清實(手機場・愛知県蒲郡市)
   繁藤道子(茨城県小美玉市)
   石塚美枝子(さいたま市)
   早﨑裕子(岐阜県神戸町)
   森實美千子(絹織物・室蘭市)
   宮本里子(木綿織物・茨城県土浦市)
   西筋ヒデ(沖縄県多良間村)
   小島秀子(絹織物・千葉県松戸市)
   



・主催:

    日本竹筬技術保存研究会(竹筬研究会)
    ※日本竹筬技術保存研究会は平成29年10月に選定保存技術「竹筬製作」の
     保存団体に認定されました



・お問い合わせ:090-3868-2157(会長:下村)













 10月23日に平成29年度重要無形文化財保持者及び選定保存技術保持者等認定書交付式・懇親会がANAインターコンチネンタルホテル東京で開催、竹筬研究会も選定保存技術「竹筬製作」の保存団体として認定され、会員の小嶋、小倉、下村が出席、認定書の交付を受け、その後の懇親会で重要無形文化財保持者(人間国宝)の皆様、重要無形文化財保持団体の皆様、選定保存技術保持者の皆様との交流を深めたいと存じます。その前日の22日には東京音世田谷区の民家園で竹筬の調査をし、竹筬製作の要望に応えたいと思います。23日の交付式後は八王子市の第一合成株式会社の文化財事業部門の方と考古学の遺跡発掘の折に使用する道具、真弧に使用する竹筬羽に関する意見交換をいたします、すでに研修では第一合成の社員さんを受け入れていますし、研究会として企業とどのように協力・交流し、あるいは商業としてかかわるか、今後の研究会の大きなテーマです。

 さて昨年より研究会として要望しておりました選定保存技術の選定と保存団体の認定、そして29年度国宝重要文化財等保存整備費補助金の増額、前者は7月21日付で国の文化審議会が文部科学大臣へ答申していただき、7月22日の新聞発表、10月23日の認定書交付式で社会的にも竹筬研究会が選定保存技術の保存団体として認められました。後者の補助金増額の要望も国や京都府の方と折衝した結果、9月15日付で29年度計画変更承認申請書という形で提出。変更理由は後継者育成の継続可能な体制作りと竹筬普及事業の拡大、記録作成事業の充実で増額要望国庫補助金の額は380万円の増額の計画内容で、今までの補助金600万円と増額分380万円、総額980万円で決定しています。

 29年度もあと半年弱、今年度の総事業費は1046万円、内補助金額は980万円、残りの負担金は約66万円。これは会費と繰越金で賄う事になります。まだ今年度は名古屋での竹筬展や奄美大島での竹筬調査がありますが、年度途中での380万円の大きな増額は、この10月からは大変忙しい約半年の活動になります。今回の認定と増額は今までの竹筬研究会の活動評価でもありますが、将来における大きな期待でもあり、技術伝承、後継者育成、竹筬普及等を確実に進めていきたいと思います。

 竹筬研究会の研修は、原則月2回(第1と第3土曜日)13時〜17時頃まで、岐阜県瑞穂市生津外宮前町1の120(JR穂積駅徒歩約15分)で実施、見学、体験大歓迎です。染織や竹筬及び染織道具に関する情報交換の場になればと思います。
下村携帯 090-3868-2157





(2017.10.20 下村輝 記)
(株)プレジデント社  

【七緒】

秋号(vol.51) 2017年9月7日発売

田中敦子の染め織りペディア(1)新連載 「筬」って何?


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筬のこと、竹筬研究会のことをご紹介いただきました!













 8月号(「絹通信#55」)でお知らせいたしました29年度の総事業費761万円の大幅見直しの予算原案は最終の京都府の担当の方の指導を受け、あとは書面提出し、承認を受け、事業が実施できる直前です。提出書面の考え方は若い後継者が研修と技術習得でき、自立できる体制作りと他の方のための竹筬制作を特に筬羽引きをしてくれる3人に自宅での研修手当を出し、安定的に筬羽供給できるように重点的に予算配分する事業計画で、先にお知らせした事務費と研修会場費に加えて、①自宅研修費の計上。②竹筬使用実験依託費の見直し。以前は試作竹筬を提供し、試織していただき、評価と織布の竹筬展への出展で、その謝礼で1人5000円をお渡ししたり、特定の方の重点的な試織依託費をお支払いしていたのですが、今年度は0円。実務的な竹筬制作の応援者、協力者というお互いの関係で、支払うのではなく、研究会を賛助していただき、その賛助会費を若者や後継者育成に使用して、研究会の活動を維持し発展さす方向転換の年度と考えております。

 昨年8月より、その方向で要望活動しておりましたが、その結果を一つ出していただけました。7月22日付の新聞発表の通り、7月21日に文化審議会で文化財保存のための選定保存技術の保存団体に竹筬製作の私達、日本竹筬技術保存研究会(通称:竹筬研究会)を認定するよう答申があり、今後は社会的にも認められた研究会として研修を重ね活動していかないといけないと思います。

 2003年に結成した竹筬研究会も14年目に入ります。その間に技術をお教えいただいた日本竹筬工業の職人さん、豊田陸雄さん、豊田亨さん、豊田義雄さん全員故人になられ、もう技術を直接伝授しお話しいただける方はおられません。平野さん、合原さん、今里さん、森田さん、角浦さん、森さん、西尾さんと引き継いできた技術は、現在の会員に引き継がれ、今の会の活動に繋がり、今回の保存団体認定に繋がったと思います。それを次の若者へ繋げるのが今後の研究会の役割だと思っております。今年度は、新入会の方が5名あり、研修内容も若者が考え運営してくれ、良い雰囲気で活動できています。竹筬や染織に興味のある方は、ぜひ、岐阜県の瑞穂市生津外宮前町1の120の研修場へお越し下さい。見学者大歓迎で、いろいろと情報交換できればと思います。研修会は原則月2回(第1と第3土曜)上記の研修場で、昼食後、13時から17時頃まで実施しています。




(2017.08.22 下村輝 記)


















 平成29年7月21日に文化庁による「選定保存技術の選定及び保持者の認定等について」の答申があり、「選定保存技術の選定及び保存団体の認定」の項目で竹筬研究会が選取されました。
 9月に官報で告示し、決定されます。



文化庁HP:「選定保存技術の選定及び保持者の認定等について」
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2017072106.html


答申の内容やその解説・参考情報等を掲載している別紙(PDF形式)
※竹筬研究会についてはp.3, p.14, p.15
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2017072106.pdf










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