(略称:竹筬研究会)
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 25年度の竹筬研究会の事業が始まりました。研修日は第1と第3の土曜日午後1時より岐阜県瑞穂市の研修所です。入会及び研修見学は歓迎です。事前連絡の上、研修所へお出かけください。 さて、昨年度は原料の竹材に悩まされた1年でした。以前の九州の竹が寸法と質的にほぼ全滅、京都の竹も期待外れ、唯一、地元岐阜県の竹切り職人さんに切り出していただき納入した竹材に少し光が見えつつあります。その丸青竹を荒引きの一歩手前、あるいは調整次第で荒引きまでの機械化が山口県より購入した2台の機械で、ほぼクリアできそうです。ただ竹材をどのように乾燥のことも含めて処理するのが筬羽にとり一番良いことかは、今後実験を重ね検証していくべき課題です。 また、会員の竹筬羽検査をしていただいている特別会員・豊田義雄さんの基準1/100mmの精度は、残念ながら去年はほとんど合格がいただけず、結果として試作竹筬の本数も少なく、あわせて竹材の質も悪く、結果が出せなかったのですが、義雄さん以前の2/100mmの甘い基準に戻るのではなく、1/100をめざし、文化庁から要望されている宮古、越後等の織物産地の職人さんの要望にも耐えうる精度を目標に、竹材の吟味を技術の研修に努力を重ねたいと思います。 (2013.04.19 下村輝 記) PR |
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