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(略称:竹筬研究会)
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5月の2012年度の総会も終わりました。昨年度は研究会にとり、大きな転機の年でした。年度の途中、10月より文化庁直接の国宝重要文化財保存整備費補助金対象の事業に参加、その交付額6百万円。芸術文化振興基金の助成金4百万円のうち、9月までの約2百万円強を加えた8百万円強の大変大きな事業になりました。それは今までの研究会の歩みと実績、そして今後への期待だと思います。具体的には一日も早くプロの職人さん、染織生産地の職人さんに対して提供できる技術水準を修得し、結果を出し、竹筬を復活させること。併せて、その後継者を育てること。その後継者が竹筬で生計可能で技術継承できるシステムを作ることだと思います。8百万円強の資金は特別会員の豊田義雄さんのご助言で、今までの銑、正直台、金板などの道具類を新たにプロ級の道具に一新、会員全員が研修できる体制になりました。

 一番の問題でした竹材入手、九州、京都、奈良、岐阜と当たった結果、地元岐阜県で、直接の竹切り職人である岡さんによる竹が一番良い閣下が出そうです。ただ問題もあります。丸竹を筒切り、割り、剥ぎ、煮る、乾燥という大変な作業が加わりました。しかしその分、竹筬羽にとり良質な竹材を確保するための貴重な体験と知識、及びその作業は今後の機械化を視野に入れた第一歩になり、筒切りのための電動丸鋸の購入、さらに竹材加工機械メーカーちび竹加工機製作の話になっています。

  横浜の竹筬展では賛助会員の石井さんのご協力で動画がホームページでご覧いただけるようになりました。地元の竹筬展では後継者になりうる地元の染織経験のる若者が入会、会員の森さん、西尾さんの筬引きから仕上げ、組みの小嶋さんのラインが、森さん、西尾さんから、新人の小倉さん、そして小嶋さんに繋がり、機械化が加わりますと、竹筬復活がより現実的になります。

 2012年度も文化庁直接の補助金6百万円の内定をいただきました。今年度は竹材の良否結果という条件はありますが、7月よりは各織物組合や研究会に対して、3枚程度の試作竹筬を提供し、ここ10年間、提供されていなかった竹筬をもう一度体験していただくこと、さらには染織生産地のプロの職人さんに竹筬を提供し、結果を出したいと思います。


(2012.06.21 下村輝 記)
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