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(略称:竹筬研究会)
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 2011年11月の横浜・シルク博物館での第6回「試作竹筬と織布展」も無事終わりました。関東方面での竹筬展は一昨年の八王子展、昨年のシルク博物館、今回で3回目、来場者の皆様の関心は、出展反物や織布をご覧になり、竹筬製作工程や竹筬研修のことから、いつ竹筬が入手でき、使用可能かという現実的なことになりつつあります。研究会の実力が、もう一歩で最終目標の染織産地の竹筬製作に挑戦できるところまで来ていることを考えれば、皆様のご要望は当然で、ここ10年は新しい竹筬は製作も提供もされていませんでしたので、染織産地から、いよいよ古い竹筬での組み替えの要望が来て、組み替え修理はお受けしておりますが、いよいよここ1年で新しい竹筬を提供できないといけないとの思いで、良質の竹材が入手できた時点で、最終目標の染織産地のプロの職人さんの目と手による合格がもらえる竹筬に挑戦、結果を出し、竹筬を復活し、再び普及させたいと思います。試作竹筬での試織も進み、いろいろな評価と要望も多くいただきました。以前の試作竹筬は10枚に1枚の割合で羽割れが生じ、ご迷惑をお掛けすることもありましたが、最近の試作竹筬は今のところ1枚も割れは生じておりません。研修を重ね、経験を重ねたことで、今まで気づかなかった道具の欠点、手順の誤り、経験や知識の不足、竹材の良否など、一つずつ解決してきたことが今につながります。

 助成金の応援も芸術文化振興基金から、もう少しの応援で何とか素人研究会がプロの研究会になるという期待で、直接国の文化財保存技術保存事業に認定していただき、国庫補助金学も振興基金の1.5倍の600万円、竹筬研究会は近い将来の竹筬復活をめざし、日々の研修を重ねていきます。そして、併せて竹材から竹筬製作、使い手の染織家、染織産地の皆様までの新しい竹筬の流通ネットワークを構築することは、竹筬製作の技術習得と同様、今後の重要な課題であり、この両輪が上手に機能してこそ、竹筬製作にかかわる職人さん達の生活が維持でき、日々技術が向上でき、より良質な竹筬が提供できると考えますので、今後は竹筬の製作技術はもちろんのこと、より広い視野での研究会の活動を進めていきたいと思います。


(2011.12.14 下村輝 記)
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