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(略称:竹筬研究会)
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 12月東京・六本木で21世紀鷹峯フォーラムが開催、竹筬研究会と本業の下村ねん糸の2ブースで展示参加、ライトニングトークでも竹筬とねん糸で意見発表いたしました。テーマは100年。日本全国でこの課題解決に向け努力する「ひと」、良い取り組みを推進する「機関」、次世代に伝えたい「ほんもの」素材の紹介で、主催は一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン(COJ)+100年後の工芸のために普及啓発実行委員会+オールジャパン工芸連携京都/東京/金沢実行委員会。

 対話式のブースが約15店、各コーナーは近い将来に枯渇が懸念される工芸素材や道具(用具)、すなわち絶滅危惧の素材と道具を紹介し、日本全国で連携して取り組むべきこと、将来を拓く実際の手だてを考え、活動されている方の活動をひろめ促進するプロジェクトの一環で、出店は群青、本朱、胡粉。木桶。国産コットン・伯州綿。日本刺繍針。国産漆の漆掻き職人。漆精製。漆刷毛。研磨炭。日本の漆と漆器等の展示と交流と情報交換の場になりました。

 各プロジェクトの紹介と発表では動物由来の素材活用の連携で獣の皮、特に鹿皮で「墨」と「膠」。ほんものの顔料として天然顔料。つくる道具として織物に欠かせない機の一部品・竹筬。「歴史を絶やさないために」新たな取り組みとして、友禅や絞り染の下絵用のあおばな紙作り等が19時過ぎまで続きました。

 COJでは絶滅危惧の素材を残す未来の姿として、無理のない形で素材と道具が残り、つくり手が100年後も使うことができる仕組み作りを目指して活動、500人のスペシャリストの名簿作成、工芸素材・道具のレッドリストの作成とネットワーク作りされており情報収集やアンケートを実施され、竹筬研究会も協力し情報交換していきたいと思います。お問い合わせは私か直接COJ(tel:03-3573-3339)に。

 竹筬にも問題が多く、竹材が今一番の課題、将来は膠、芯竹、木綿の編み糸、編み糸は筬羽の厚みにより、何種類もの太さを張りよりで撚糸し、和楽器の弦や和紙を漉く折の簾を編む絹糸と同じ、撚糸業界では一番先になくなるより方で、染織業界の分業の中の糸商の下請の世界ですから、業界に身をおく私も実情がつかめない世界です。だれが、どこでねん糸した糸、名前や職人さんの年齢は、13年前の竹筬羽と同様、ある日突然その製造が止まり、全国の竹筬屋(組み屋)さんは廃業。竹筬ではなくてはならない染織産地は竹筬の再生産ができなければ竹筬屋さんと同様の道を辿ることになります。そうならないためにも竹筬研究会は研修を重ねますし、今回のプロジェクトも大切だと思い参加いたしました。



(2016.12.21 下村輝 記)
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