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(略称:竹筬研究会)
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 29年度の申請総額608万円、内600万円の国庫補助額の内定をいただき、5月の総会も終わり、そこで提案された新たな形での事業で予算申請の組み直しの必要性が生じ、総会後に文化庁の担当の方と大枠の事業内容と予算を話し合い、今その事務を担当窓口の京都府の方と計画変更ということで申請書類の書き直しをして29年度の新事業を始めます。総事業の予算はプラス153万の761万円、153万円は今までの繰越金で賄うことになります。10月ごろ決定される補助額の増額は現時点では0回答もありますが、もし増額決定の場合には再度の事業の組み直しと再申請が必要となります。新項目の一番大きな部分は事務費が5000円x10日x12ヵ月=60万円、研修場借用料と賃料は10000円x12ヵ月=12万円から、(加工使用料21000円+研修使用料19000円+資材保管使用料68000円)x12ヵ月で約129万円、プラス117万円の増額、この2口だけで177万円、繰越金を24万円越えてしまうので、その分、事業内容の縮小や費用の節減努力が必要になります。28年度の事業は会費+補助金で賄えきれず繰越金で補填決済をした年度でした。今年度への繰越金は約400万円、前述2項目の蓄積が間接的な要因と考えます。今年の最新の予算案で事業を遂行いたしますと、補助金額の増額が0の場合、2年少しで繰越金は0になります。赤字会計が続けば、赤字を穴埋めする手段や手当がなければ、事業の継続は不可能になります。今年がその分岐点になる重要な年度で10月の結果と我々の会の運営能力に掛かっていると思います。

 新年度、4名の入会があり、丸竹割りや剥ぎの技術研修が始まりました。前回は木炭製造で選定保存技術保持団体メンバーが岡山から、木炭製造のため森林整備の必要性から、竹林へとお話しが広がり、良質な材料確保のための協力関係が築けそうです。トヨタ自動車の織機の方とは竹筬製作上での機械化の助言をいただけそうです。第一合成(株)さんとは文化財発掘の折の道具「真弧」の共同での開発のお申し出がありました。7月には雑誌「七緒」の取材が入り、竹筬を取り上げていただけそうです。今年度からは若者が主体になって会を運営してくれます。多忙な1年になりそうです。




(2017.06.22 下村輝 記)
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